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注意事項 はじめにお読みください 4 3.凍害とその予防策について T 注意事項ーはじめにお読みください 3 凍害とその予防策について  冬期、凍結でブロックが破損する要因として、ブロック接合部 分にモルタル充填をしていないために雨水が浸入し、その水が 凍結、膨張して破損する例があります。  防止策として、凍害のおそれがある施工現場においては、次の ような施工を行っていただくようおすすめいたします。 ・ 笠木の脱落防止ならびに目地部分からの水分浸入防止のた めに、ブロック天端や横筋用空洞部などにもモルタルを充填 し、笠木をしっかりと固定します(図T-1、図T-2)。 ・ 水の浸入防止に配慮した、プライムキャップ(カラーページ P.153/P.69「21.笠木の取り付け方法」を参照)を使用すると、 防止策として効果的です。 ・ 吸水防止剤と併用すれば、凍害のリスクはさらに軽減できます。 鉄筋が配されていない 空洞部にもモルタルを 充填。 笠木空洞部にも、 十分にモルタル を充填。 写真T-3 雨水流入による凍害の例 図T-1 ブロック空洞部へのモルタル充填 図T-2 笠木の固定とモルタル充填 施工不良ブロック内部へ雨水が浸入したため、内部に水が滞留し、その水が凍 結と融解を繰り返す凍結融解作用によって、ブロックが破壊されていると思われます。 ご注意 ・ブロック空洞部に水が溜まると… ▼ ・水の凍結によるブロックの膨張破裂=凍害(写真T-3) ・充填モルタルやブロックからの白華の析出(P.2:写真T-2) ▼ ・このような場合には水抜き補修が必要です。 ※ 施工の際、降雨によりブロック空洞部に水が入る恐れがあるときには、 シート養生を行うなどして、水の浸入を防いでください。 により 吸水防止剤「SBマックス B-200」、「アクアシール200S」については… .P.2「2白華の予防策」、およびカラーページP.242参照