【DO!BOOK・ページリンク】
sbic_webcatalog   259 / 336

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


ブロック製品の 標準設計・施工方法 9 2.コンクリートブロック塀の基準(規準) 1.2m以下 40d以上 擁壁高さ1m未満の場合は、2.2m以下400o以下 400o以下 C 種ブロック 空洞部は全充填するか 上部のブロックより 厚いものを使用する 型枠状コンクリート ブロック( ( ※鉄筋省略 図U-9 土に接する塀 図U-11 フェンス付きブロック塀 図U-10 擁壁上部に塀を設ける場合 表U-10連続フェンスの塀のフェンス部加算高さ ●擁壁の上部に塀を設ける場合 ・ ブロック塀を鉄筋コンクリート造などの擁壁の上部に設ける 場合は、塀と擁壁の設計は同時に、施工は連続して行ってくだ さい。 ・ 擁壁の上部に設ける塀の高さは1.2m以下としてください。た だし、擁壁の高さが1m未満の場合には、擁壁下部の地盤面よ り2.2mの高さまでブロック塀を設けることができます(図U -10)。 ・ 連続フェンス塀は、高さ2.2m以下とし、ブロック壁体部分は 1.2m以下、フェンス部分は1.2m以下としてください(図U-11)。 なおかつフェンス部分の加算する高さとブロック部分の合計(換 算高さ)が1.6m以下となるようにしてください(表U-10)。 ・ 組み込みフェンス塀の高さは1.6m以下とし、控壁を設けない で設計することができます(図U-11)。 ・ 連続フェンス塀は、換算高さをそのブロック塀の高さとして、 基礎・配筋を決定してください。 ・ フェンス付きの塀の配筋は、フェンスの柱定着部と、ブロック 最上段の横筋が、変則配筋となります(図U-12)(図U-13)。 ●フェンス付きの塀 ・ 金属製のフェンス付きブロック塀は、連続フェンス塀と、組み 込みフェンス塀に分けられます(図U-11)。 ●土に接する塀 ・ 塀は、土に接することはできません。ただし土に接する高さが 400o以下で、その部分の耐久性、安全性などを考慮した場 合はこの限りではありません。 ※γ:フェンスの風圧作用面積をフェンスの長さと高さとの積で除した値 ブロックの 種類 フェンス部分 の高さF(m) フェンス部加算高さ(m) γ※≦0.4 0.4<γ※≦0.7 0.7<γ※≦1.0 化粧・ 空洞ブロック F≦0.6 0.2 0.4 0.5 0.6<F≦0.8 0.3 0.5 0.6 0.8<F≦1.0 0.4 0.6 0.8 1.0<F≦1.2 0.5 0.8 1.0 型枠ブロック F≦0.6 0.1 0.2 0.3 0.6<F≦0.8 0.2 0.3 0.4 0.8<F≦1.0 0.2 0.4 0.5 1.0<F≦1.2 0.3 0.5 0.6 連続フェンス塀 塀の高さ2.2m以下 塀の高さ1.6m以下 組み込みフェンス塀 図U-12 連続フェンス塀の配筋 ※横筋が切れる場合は1段下にも横筋を配置してください。 フェンスの柱定着部で横筋が切れる 倒れやすい ※横筋が切れる場合は1段下にも横筋を配置してください。 フェンスの柱定着部で横筋が切れる 図U-13 組み込みフェンス塀の配筋