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ブロック製品の 標準設計・施工方法 10 2.コンクリートブロック塀の基準(規準) U ブロック製品の標準設計・施工方法 表U-11 基礎の形状と塀の高さ 4 日本建築学会−組積造の塀の設計規準 ●施工高さ ・ 施工高さは、I 形の布基礎の場合は1.1m、逆T形およびL形の 基礎の場合は、1.4m以下としてください(表U-11)(図U -14)。 ●ブロックの厚さ ・ 塀の厚さは、150o以上としてください(図U-14)。 ●控壁 ・ 壁の長さ3.6m以内に、壁体の厚さ以上で、壁面から600o以 上突出した控壁を設けてください。 ●配筋 ・ 縦筋は、D13以上の鉄筋を900o以下、横筋は600o以下 (最上段は700o)の間隔で配置してください。ただし1.1m以 下の石塀においては、石材1個について2個以上のダボその 他の金物で有効に補強したものはこの限りではありません。 ●基礎 ・ 基礎の根入れは300o以上かつ塀の高さの1/4以上としてく ださい。基礎の形状と塀の高さは、(表U-11)を参照してくだ さい。 ・ 鉄筋の定着、重ね継ぎ手、かぶり厚さ、および控壁の配筋方法、 その他の設計規準については、P.6〜9を参照してください。 基礎の形状スラブ突出幅地盤面からの高さ(o) 備 考 I 形基礎基礎スラブ無し1100 塀の高さは、 地盤面上に現れ る布基礎の高さ および笠木部分 の高さを含む。 逆T形基礎 布基礎立上がり 部分の両側に 100o以上1400 L形基礎布基礎の片側に 400o以上 図U-14 組積造の塀(学会規準) 根入れ=300o以上塀の高さ=1.1m以下 ※地盤が良質土の場合は、塀の高さを300o増すことができます。 ※鉄筋省略 根入れ=300o以上塀の高さ=1.4m以下 根入れ=300o以上塀の高さ=1.4m以下100o以 上 100o以 上 150o以上150o以上150o以上 150o以上 400o以上 150o以上 3 建築基準法−組積造の塀 ●高さ ・ 塀の高さは、1.2m以下としてください。 ●ブロック、レンガ、石(組積用)の壁の厚さ ・ 壁の厚さは、その部分から壁頂までの垂直距離の1/10以上 としてください。 ●控壁 ・ 長さ4m以下ごとに、壁の厚さの1.5倍以上突出した控壁を設 置します。ただし、上述の規定による壁の厚さの1.5倍以上あ る場合においては、この限りではありません。 ●基礎 ・ 基礎の根入れ深さは、200o以上としてください。