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ブロック製品の 標準設計・施工方法 14 3.コンクリートブロック塀の施工 U ブロック製品の標準設計・施工方法 図U-19 根入れが不足している危険な基礎 図U-21 逆T形の基礎 図U-22 L形の基礎 図U-23 L形の基礎+控柱用基礎 図U-20 正しい基礎 ・ 基礎は、正しいせいで十分な根入れがないと、地震や風(台 風)などの力に抵抗することができずに倒れてしまいます。  必ず、決められたせいと根入れ深さを守ってください(図U -19)(図U-20)。 ・ 設計図に従い、型枠位置、配筋位置等の墨出しを行ってくだ さい。 ・ 鉄筋は、スペーサー等を用い、せき板(型枠)との間隔(かぶり 厚さ)および鉄筋間隔等を正しく配筋してください(下表)。 ・ コンクリート打ち込みに先立って、打ち込み場所をきれいに 清掃してください。 ・ 縦筋は、一本物を使用してください。倒れる力に抵抗するのが ブロックと縦筋です。狭い空洞部内で継手を行うと強度が低 下してしまいます。 ・ コンクリートの締め固めには、コンクリート棒型振動機(バイ ブレーター)もしくは突き棒を用いて、型枠の隅々までコンク リートが充填されるように締め固めを行ってください。 ・ コンクリート打ち込み終了後、基礎上面(コンクリート上面)を 組積に支障が無いように平坦に仕上げてください。 ・ コンクリート打ち込み後は、コンクリートの硬化が十分に進 行するまでの間、急激な乾燥、過度の高温または低温、急激な 温度変化、および振動等の外力の悪影響を受けないように十 分養生してください。 ・ 養生後、締め固めを行いながら埋め戻しを行ってください。必 ず何層かに分けて十分に締め固めてください。これによって 耐力の差が出ることがあります。 ・ 逆T形、L形、およびL形基礎+控柱用基礎を、(図U-21)〜(図 U-23)に示します。 ■ 基礎工事 表U-16 鉄筋のかぶり厚さ 構造部分かぶり厚さ(o) 壁・ブロック造の控壁または門柱 20 (フェイスシェルの厚さを除く) 鉄筋コンクリート造の控壁または控柱30 直接土に接する鉄筋コンクリート造の 控壁、控柱、門柱の基礎および基礎の 立ち上がり部分 40 基礎スラブ 60 (捨てコンクリート部分を除く) 直接土に接する型枠上コンクリート ブロック造の基礎の立ち上がり部分 40 (フェイスシェルの厚さの1/2を含む) Df :根入れ深さ ブロックの厚さ D:基礎のせい Df :根入れ深さ ブロックの厚さ D:基礎のせい 縦筋 振れ止め 縦筋 振れ止め 縦筋 振れ止め