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ブロック製品の 標準設計・施工方法 18 ●マンホールの高さ マンホールが正しい高さに設置されていないと、舗装面との 段差が生じ、歩行者の歩行性や車両の走行性、および安全性 を損ないます。 ●縁石の高さ 縁石が所定のレベルよりも高く設置されていると敷砂厚が過 大となり、不陸の原因となります。 ●集水桝の高さ 集水桝は、仕上りの水勾配に合わせて設置します。 4.インターロッキングブロックの施工方法 U ブロック製品の標準設計・施工方法 路盤の仕上り面上で所定の水勾配を確保してください(下表)。 水勾配は必ず路盤で取ってください。敷砂で勾配を取ると敷砂 層の厚さが異なり不陸の原因となります。 4 路盤支持力 車道舗装の場合は、路盤完成後、平板載荷試験 (JIS A 1215)などによって支持力を確認してください。 3 路盤の締め固め 路盤の締め固めが不十分であったり、粒子の粗い再生砕 石等が使用された場合、路盤に隙間ができて、目地から 浸透した雨水等により敷砂が路盤に入り込み、不陸の原 因になります。 図U-33 敷砂が路盤に浸入する悪い例 2 路盤の仕上げ 敷砂 路盤 路床 インターロッキングブロック 設計図書の通りに段差無く仕上げられている 路盤 路床 敷砂 集水桝 L型側溝 敷砂 インターロッキング ブロック 路盤 路床 縁石 縁石 敷砂 路盤 図U-32 路盤が平坦でない悪い例 表U-17 路面の標準勾配 図U-34 水勾配の取り方 図U-35 集水桝の設置位置(例) 1 路盤の高さ インターロッキングブロック80o(60o)+敷砂20o (30o)の計100o(90o)下がりが、路盤の適正高さです。 ※( )内はインターロッキングブロック60o厚を使用した場合の寸法です。 1 事前確認 ■ 路盤の確認■ 水勾配の確認 ■ 付帯設備の確認 4 インターロッキングブロックの施工方法 区分水勾配(%) 園路・歩行者路1.5〜2.0 自転車道・広場・駐車場・産業ヤード バスベイなど0.5〜1.0 一般車道2.0 路盤の平坦性が十分に確保されていないと、敷砂が不均 等になり不陸の原因となります。