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ブロック製品の 標準設計・施工方法 19 ●敷砂[必要量の目安:3〜4./100u] 敷砂には、所定の品質規格を満たす川砂や砕砂を使用するこ とが必要です。 ●目地砂[必要量の目安:0.5./100u] 目地砂は乾燥した良質の細目砂または硅砂を使用します。 ●敷砂・目地砂の保管 敷砂と目地砂は、必ず現場内で別々に保管してください。 4.インターロッキングブロックの施工方法 インターロッキングブロック舗装を所定の高さに仕上げるため に、レベル出しを行います。 ※( )内の寸法は、60o厚インターロッキングブロックを使用した場合です。 敷砂の厚さと密度を均一に仕上げるために、敷砂を必要な厚さ で路盤上に敷きならします。 1 2 仕上がりの高さが、縁石や境界ブロックの天端より低 い場合は、縁石や境界ブロックの側面に墨出しをしま す。天端より何o低い位置が、ブロック仕上がり高さ なのかを確認します。その高さより70o(50o)※ 下がった位置が、敷砂の仕上がり高さとなります。施 工面積が広く、墨出しができない場合には、丁張りを 設置し、水糸を張ってブロックの仕上がり位置を設定 します。 ・ 粘土質、泥の入った砂、濡れた砂、塊のある砂、小石の入った砂 では、不完全な目地砂充填となり、ブロックの移動や局部沈下 を誘発し、インターロッキングブロック舗装の破損を発生さ せる原因となります。 ご注意 粘土質、泥分の入った砂、小石の入った砂を敷砂に用 いると、不陸の原因となります。 ※歩道や駐車場の場合には細粒化の規定は適用しなくても良い。 敷砂 目地砂 小石や目地砂の塊が残っている 表U-19 目地砂の品質規格 図U-36 目地砂充填の悪い例 図U-37 敷砂と目地砂の分別 70mm(50mm) 80mm(60mm) 20mm 敷砂の仕上がり高さ 敷砂(10mm沈む) ブロックの仕上がり高さ Xmm Xmm 路盤路盤 縁石縁石 表U-18 敷砂の品質規格 1 縁石や境界ブロックの高さに合わせて、水糸を張り ます。砂の沈みしろを10o程度見込んで、80o厚イン ターロッキングブロックの場合、縁石より70o(50o)※ 下がった位置が、敷砂の仕上がり高さです。 敷砂(10mm沈む) 70o(50o) 80o(60o) 20o 敷砂の仕上がり高さ ブロックの仕上がり高さ 縁石 路盤 縁石 路盤 図U-38 仕上がり高さを縁石に合わせる場合 敷砂は数箇所に分散し、バラ置きします。一箇所に積 み置きすると仕上がり後の砂の密度に差が生じ、不 陸の原因になります。 図U-40 敷砂のバラ置き 図U-39 仕上がり高さを縁石より下げる場合 2 インターロッキングブロックの施工手順 ■ 敷砂と目地砂の確認■ レベル出し ■ 敷砂の敷きならし 交通量の区分項目規格値 普通道路N7〜N4 小型道路S4 最大粒径4.75o以下 75μmふるい通過分5%以下 粗粒率(FM) 1.5〜5.5 細粒化に対する抵抗性 (※) 突固め試験(300回突固め)で試験後 の75μmでふるい通過量の増加が 1%以下 普通道路N3〜N1 小型道路S3〜S1 最大粒径4.75o以下 75μmふるい通過分5%以下 粗粒率(FM) 1.5〜5.5 細粒化に対する抵抗性 (※) 突固め試験(67回突固め)で試験後 の75μmでふるい通過量の増加が 1%以下 乗用車主体の 駐車場 粗粒率(FM) 1.5〜5.5 75μmふるい通過分5%以下 歩行者系道路最大粒径4.75o以下 項目規格値 最大粒径2.36o以下 75μmふるい通過分10%以下 1 (次ページへ続く)