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ブロック製品の 標準設計・施工方法 20 2 基準点を通り、直交する2本の基準線を水糸で設定 します。 直交する2本の水糸縁石 基準点 図U-42 ブロックの基準線の設定 水糸からはみ出たブロックを木製ハンマーやバ ー ルなどで調整するとともに、インターロッキングブ ロック舗装面全体の目地幅が、ほぼ均一となるよう に調整します。 ※作業にあたってはブロックが欠けないように注意してください。 図U-43 ブロックの目地調整 4.インターロッキングブロックの施工方法 U ブロック製品の標準設計・施工方法 2 1 1 2 3 敷砂の仕上がり厚さに沈みしろ(10o程度)を加え た厚さで敷きならします。 ※ 敷砂を転圧する場合、ブロック敷設後に行うブロック層の転圧に よって、さらに圧密されて沈下する量は、2〜3oを見込んでくだ さい。 敷き始めの基準点を設定します。基準点は、長い直 線で設置されている縁石などの1点が適当です。 基準線に従い水糸を縦横に直交させて張ります。 ならし板などで平らにならします。 ならした敷砂の上には、直接乗らないようにします。 反ったり、摩耗しているならし板の使用は避けてく ださい。 S型ブロックで修正 小さなカットブロック1/2サイズ以上のカットブロック 図U-41 敷砂のならし方 図U-45 境界部におけるブロックの割付けの例 図U-44 端部用カットブロックの寸法 カットブロック1/2以上 インターロッキングブロックを平面設計どおりに効率よく敷設 するために、割付け図に基づいて敷設します。 目地調整では目地ラインや目地幅の調整を行い、目地幅の過大 やブロックのかみ合わせ不足が生じないようにします。また、所 定の目地幅でブロック相互を十分拘束させて、ブロックのかみ 合わせによる荷重分散機能と美観の向上を図ります。 舗装端部の仕上がり精度は、美観だけでなくインターロッキン グブロック舗装の性能に及ぼす影響が大きいため、正確に行う 必要があります。 ・ 端部は、ブロックをカッターで切断したカットブロックなどを 用いて納めます。カットブロックで納める場合には、寸法精度 が高く、正確で丁寧なカッティング処理を行ってください。 ・ 1/2サイズ以下の小さなカットブロックはできるだけ使用し ないでください。 ■ ブロックの敷設 ■ 目地調整 ■ 端部処理 敷設パターンを変更し基本1/2型 (S型)を一つ手前で使用して、端部 を1/2サイズ以上のカットブロック で納まるように仕上げます。 ※ 20o以下の隙間の場合はモルタルを詰める か、目地幅を調整して目地砂を詰めます。 point 小さなカットブロックが入る場合