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商品別施工方法 27 2.国土交通大臣認定擁壁 RECOMシステムの施工方法 呼び強度セメントの種類骨材の種類最大寸法 (o) 単位水量 (s/.) 24以上N 普通20以下175以下 表V-1 基礎コンクリートの調合 表V-2 グラウトコンクリートの調合 表V-3 目地モルタルの調合 圧縮強度 (N/.) 容積比水セメント 比混和剤 セメント砂 24 1 2.5 50% 以下適量 呼び強度スランプ※ (p) セメントの種類骨材の種類最大寸法 (o) 24以上21以上N 普通20以下 ※スランプ: 打設時のスランプを示す。 ご注意 大臣認定擁壁として施工するRECOMユニットをご注文の際に は、その「施工指導記録No.」を必ずお伝えください。伝票、梱包 に「国土交通大臣認定」の表示をして出荷いたします。 ※ 施工指導記録No.の報告が無かった場合、または施工指導を 行わなかった場合には、認定表示出荷を行いません。その場 合、後から認定工事とすることはできませんのでご注意くだ さい。 2 RECOM システムの施工管理方法 ・ 大臣認定擁壁「RECOMシステム」の施工は、RECOMシステム の施工フロー .P.28参照 の通りに行います。工場認証を受 けた工場で製造されたユニットを用い、施工ガイド(別冊)に記 載された「RECOMシステム築造仕様書」に基づき、正しく施工 する必要があります。 ・ 施工前には、RECOMシステムの施工・写真記録などについて 施工指導員が事前説明を行います。その際、各工事に対し「施 工指導記録No.」を付けます。 ・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの圧縮強度試験 を次工程に進む前に実施してください。標準養生で24N/.以 上の強度の確認が必要です(下表参照)。 ・ 基礎コンクリートおよびグラウトコンクリートの設計基準強 度は21N/.以上とし、3N/.割増して呼び強度24以上のも のを使用してください。 ・ 鉄筋は、JIS G 3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)で規定する SD295A以上の品質のものを使用してください。品質管理の ため、ミルシート(検査証明書)を入手してください。 ・目地モルタルの調合は、下表を標準としてください。 ・ RECOMシステムの施工は、一般の メーソンリー工事に準じますが、 RECOMシステム特有の事項もありま す。定められた仕様で確実な施工を行 うために、各工程の出来形管理を写真 記録により行ってください。 ・ 空洞率が高いため(50〜70%)、グラウトコンクリートの打ち 込みがスムーズに行えます。 ・ 運搬に適した重さで、人力施工が可能なため、特別な重機など を必要としません。 また、Pタイプでは縦筋を落とし込み(ポストセット)で配筋で きるため、ユニットの組積が非常に簡単です。 ・ 縦目地が打込み目地のため施工が容易です。 ■ 施工と事前説明 ■ 品質管理  ※ 上記詳細については、別冊「RECOMシステム施工ガイド」、「RECOMシ ステム積算ガイド」、「RECOMシステム詳細図面集」に記載しております。 弊社担当営業員、または最寄りの営業所・サービスセンターまでお問い 合わせください。 ・ 工事終了時に、工事写真記録集、圧縮強度試験報告書、および 鉄筋のミルシートなどの確認を行い、一定の条件を満たした 現場に対して「RECOMシステム国土交通大臣認定プレート」 を発行します。この大臣認定プレートを現場に設置して、大臣 認定擁壁「RECOMシステム」の工事が完了します。 ■ 大臣認定プレートの発行 ■ 写真記録 縦筋を落とし込む あばら筋 基礎スラブ 壁体 (RECOMユニット) 図V-3 落とし込み配筋 個宅地造成等規制法施行令14 条に基づく国土交通大臣認定擁壁 国関整住第9999 号 工 事 写 真 記 録 集 工事名称 工事場所 工事会社 工事担当者 工期 施工指導No.