
ブロック業界で初めて
「中小企業SBT」の認定を取得
エスビック株式会社では、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの将来的な排出削減目標を設定し、国際的な共同イニシアティブである「Science Based Targets initiative (SBTi) ※1」より、中小企業SBTの認定を2022年9月1日付でブロック業界で初めて取得しました。

※Science Based Targets initiative (SBTi) は、CDP、国連グローバル コンパクト、世界資源研究所 (WRI)、世界 自然保護基金 (WWF) によって設立されたパートナーシップで、組織が科学に基づく排出削減目標を設定できるようにするグローバル機関です。
温室効果ガスの削減目標

Scope1※とScope2※の合計値で、2030年までに2018年比で50%削減を目指します。
また、Scope3※についても、カテゴリー別の排出量を測定し削減に取り組みます。
※Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
※Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
※Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
温室効果ガスの削減策
Scope1

新型養生設備の導入。
A重油からLPG・都市ガスへの燃料転換。
フォークリフトのEV化、社有車のHV・EV・FCV化。
Scope2

エスビックでは工場敷地内に太陽光発電の設備を導入しています。
工場・物流センター照明のLED化。
Scope3

高炉スラグ微粉末の使用によるCO2削減。
ペーパーレス化。
上記の技術でCO2を大幅削減。一般的なセメント製品と比較して。
CO2 54%削減
【インターロッキングブロック】
50%※の削減

パラレル・透水性60mm厚
【化粧ブロック】
62%※の削減

ウルトラC126
※自社品はプレキャストコンクリート製品のPCR(Product Category Rule)を基に算出。(2023年度実績による算出)
※一般的なセメント製品は、環境省・経済産業省「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」排出原単位データベース(ver3.2)の「セメント製品」より算出。

基準年(2018年)のGHGインベントリ
GHGインベントリとは
温室効果ガスインベントリ(Greenhouse Gas inventory)の略で、一定期間内に特定の物質がどの排出源・吸収源からどの程度排出・吸収されたかを示す一覧表のことです。
ここでは、Scope1、Scope2とScope3の排出割合を算出しています。また、Scope3については全体の値と15個のカテゴリー別の割合も掲載しています。
■ 基準年(2018年)の排出データ

- Scope1:直接排出(燃料)
- Scope2:間接排出(電力)
- Scope3:Scope1,2以外の間接排出
- カテゴリ1:購入した製品・サービス
- カテゴリ4:輸送、配送(上流)
- カテゴリ5:事業から出る廃棄物
- カテゴリ9:輸送、配送(下流)
- カテゴリ12:販売した製品の廃棄
- その他(カテゴリ2,3,6,7,8,11)
※カテゴリ10,13,14,15は該当項目がないため除く
経過報告
■ 基準年との比較データ

■ 年度別GHGインベントリ
