お気に入りの住まいは、顔となるファサードエントランスから。

玄関までの奥行き感を出すため、アプローチの線形をクランクさせました。
このクランクする線形にあわせて
大判サイズや陰影が美しいスリット模様の敷材を敷くことで
さらにその効果を引き出しています。

クランクする線形を補助するデザインブロックは、
ところどころにフェンスや壁飾りを組み合せることで
風や光を呼び込み、より明るく、爽やかなエントランスを演出。

それに加え、歩行の際のアイストップに高木を植えたり、
敷材の地際に草花を植えることで、彩りが美しい空間が完成します。

頭上にはフレームを組み込むことで、空間に締まりを持たせました。
フレームにダウンライト照明を仕込ませ、適宜に光を落とすことで、
夜の歩行性や演出効果が期待できます。

エントランスからコートヤードガーデンへとつながる小径（こみち）。
おおらかで歩きやすいガーデンパスは、
敷材のサイズやカラーの組み合わせが多彩です。

この組み合わせにアレンジを加えて
オリジナル感を出してみるとより楽しい空間が演出できます。

枕木のような天然素材は、歩幅が狭くなり、
ゆったりとお庭を散策するように楽しめます。

要所要所に高木を植えて木陰を落としたり、
水鉢や立水栓などを置いて水の演出を取り入れると、
清涼感やお庭の管理などさまざまな効果が期待できます。

お庭の目的に合わせて、上手く素材を使い分け、お庭を楽しみましょう。

建物の壁に囲まれた小さな中庭。
敷地を上手に活用した、屋外のリビング空間です。
小さな空間も上手く活用すると、
とても居心地が良い、愛着の湧く場所が生まれます。

デザインブロックで空間を仕切り、
防草効果のある敷材を敷くことでベースとなる空間ができあがります。

さらに、趣味に合わせてアレンジやガーデンアイテムを
付け足してみてはいかがでしょう。
植物を管理したり、手洗いが簡単にできるガーデンシンクや
立水栓を取り入れるとグッとお庭が使いやすくなります。

ワークテーブルやベンチを常設で作っておくと
さらにオリジナルティを演出できます。

あとは、趣味に合わせて小物は都度収納から運んできて楽しみましょう。

上品でリッチな気分を味わう贅沢なリビングガーデン。
落ち着いたカラーと素材で統一した、
リゾート感あふれる空間デザインです。

ガーデンシンクやベンチを常設して
家族や仲間と食事やくつろぐ時間をお庭で楽しめます。

家のリビングと直結しても便利ですし、
離れとして特別なルーム感を出しても◎。

頭上にフレームを渡してワンルーム感を創出したり、
フレームを利用して照明を組み込んだり、
日差しや小雨をしのいだり……さまざまな工夫を加えることで
お庭を生かした、有意義なおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

植栽や間接照明を上手に配置することで
より居心地の良い空間になること間違いなしです。

温もりを感じさせる、優しいエントランス空間。

木の温かみを感じる天然素材をモチーフにした
デザインブロックや敷材を、耐久性を重視した場所に配しました。

アプローチには表情豊かな小舗石サイズのれんがを敷いています。
縁取りは、きっちりとした線形にせず、
あえて、ラフな感じにするのがポイント。
地被植物を覆い被せたりすることでよりナチュラル感を演出できます。

ポストや表札、照明などのガーデンアイテムは、
鋳物や青銅色といった味わい深い素材や色味が空間イメージを助長します。

また、風がそよいだ時にやさしく揺れる葉枝が柔らかい樹木や
彩どりが鮮やかな草花、
テラコッタなどの陶器のプランターを組み合わせると演出効果が期待できます。

さらに夜の歩行性と演出は、高木の足元に間接照明を設置すると
立体感が出て、より美しい空間が生まれます。

温もりを感じ、ゆったりとした時間が流れるお庭。
れんがと枕木は、天然素材ならではの
経年変化が楽しめる素材として相性抜群。

敷材の配置を工夫して植栽スペースにしたり、
れんがと枕木を組み合わせたベンチを置いたり、
風と太陽を浴びての休憩は格別です。

木陰をつくる高木、プランターを活用した植栽など
緑がさまざまな目線に映り込むことで、お庭に立体感と彩りを与えます。

また、バードバスなどをおいて小鳥の休憩所にしてみれば、
散策気分も楽しめるのではないでしょうか。